B型肝炎による給付金

注射社会問題としても知られるようになったのが、集団予防接種によるB型肝炎の感染でしょう。B型肝炎は、血液や体液を介して感染することが知られています。日本でも人口全体のおよそ1パーセントの人が感染していると考えられているほど、多くの人が悩んでいる病気ともなりました。その感染ルートとして、過去におこなわれていた集団予防接種というところが問題になったのです。今では考えられないことですが、予防接種に使われていた注射針を使いまわしにしていたことが大きな原因でした。ひとりのキャリアが存在しているだけで、数多くの人が感染することになり、急速な拡大につながったことが社会問題ともなったのです。

さらに、一次感染者が母親だった場合には、母子感染といった拡大経路も生み出しました。B型肝炎の一次感染者から生まれてくる子供が感染したケースです。出産時に感染することもありますし、産道や子宮内での感染も考えられます。母子感染の特徴としては、持続感染になりやすいことがあげられるでしょう。一生感染が続くことになるため、大きな問題となってしまいます。現在では細かくわかってきたことで、母子感染をかなり防げるようになりました。

原因はいろいろとありますが、集団予防接種によって感染した経路では、国から給付金が支給される場合があります。ただし、簡単に請求できることではないため、参考にしながら弁護士への相談も検討してみことが必要です。